埼玉医科大学総合医療センター 放射線科

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研修案内

メッセージ

放射線治療医のすすめ
早川 豊和 (放射線腫瘍科)

放射線治療は手術、化学療法と並び、がん治療における3つの柱のうちの1つです。放射線治療は、がんを治すために用いられることもありますが、その他に術後の再発予防やがんによる疼痛の緩和など、その用途は多岐にわたります。さらに、手術や化学療法は各々臓器別の専門医が診療に当たりますが、放射線治療の場合は、基本的に一人で全領域のがん診療に対応します。このように放射線治療医の活躍の場は多岐にわたり、大変な部分もありますが、様々な疾患を診ることができたり、様々な場面で放射線治療を必要されたりと、大変やりがいのある仕事です。当科では若い先生方が存分に活躍できる場を用意して先生方をお待ちしております。少しでも当科に興味があれば、気軽にご連絡ください。

 

2018年入局 放射線科専門医
後藤 俊 (画像診断科・核医学科)

当院は豊富な診療科に加え、高度救急救命センター、総合周産期母子医療センター、小児救命救急センターも併設されており日常的疾患から救急疾患まで幅広い疾患に対する画像が毎日撮影されています。放射線科の担当するInterventional Radiology(IVR)症例も次第に増えており、今後凍結療法導入も予定されています。
放射線科後期研修では画像診断科志望の方も放射線治療志望の方も同様に画像診断、放射線治療、核医学を経験するプログラムとなっています。幅広い症例の経験できる当院は初めての放射線科研修向きの病院だと思いますので、皆様の参加をお待ちしております。

 

2021年入局(埼玉医科大学放射線科専門研修プログラム(川越・治療医コース))
金森 信祐 (放射線腫瘍科)

元々がんの治療に興味がある中で、大学の実習で放射線腫瘍科をまわって以降、自然と放射線腫瘍科への入局を意識するようになりました。需要が高まり続けるがん治療の中でも、今後の発展、成長が見込まれる点は非常に魅力的な分野でした。また、診療科の選択において、自身の成長を最短距離で進めると思えたことも決め手の一つになりました。
数ある放射線腫瘍科の中から当医局を選択したのは、40代になってから入局するという私の特殊な状況や今後の進路について、教授をはじめとする多くの先生方が親身になって相談に乗ってくれたからでした。自分の生活や状況に応じて、自分のペースに合わせて成長したい方に、とても優しい環境ですので、ぜひ一度雰囲気を味わいに来てください。

 

2021年入局(埼玉医科大学放射線科専門研修プログラム(川越・診断医コース))
中治 春香 (画像診断科・核医学科)

学生の頃から画像診断に興味があり、実際に研修した際に先生方に熱心に指導していただき診断の奥深さに感銘を受けたこと、他科と比べ自分のペースで働きやすく家庭と仕事の両立がしやすいところに惹かれ2021年に入局しました。実際仕事が始まると体の全部位が対象であり画像診断のみでも膨大な勉強が必要なことがわかりました。しかも放射線科としては他にも撮像方法やモダリティの大まかな原理についてや、造影剤アレルギーなど熟知しなければならないことが山積みであり現在必死に勉強中です。当院は埼玉西部の数少ない総合病院であるため様々な画像にふれる機会があることが魅力です。2020年に新しい教授(画像診断科・核医学科)を迎え、組織として成長過程にある科ですので、これから一緒に成長していきたい方には最良の科だと思います。一緒に頑張りましょう!

 

2021年入局(群馬大学放射線科専門研修プログラム)
友金 佐光 (画像診断科・核医学科)

当院は1000床を超える大病院であり、撮像される画像数は豊富であり、あらゆる疾患のCTやMRIなどの画像検査コーディネートや読影を行っています。また、IVR(インターベンショナルラジオロジー治療)も血管系・非血管系ともに他科より多数依頼があり、IVR専門医である上級医師の指導のもと研修しています。私は、IVRに非常に興味があり、群馬大学プログラムの中からIVRの充実した研修が可能な当院を選択しました。現在、日々の予定IVRだけではなく、高度救命センターに搬送される外傷患者の救急IVRにも入り、多数のIVR症例を経験することができています。研修スタイルは、私のように多種多様に配慮していただけると思います。医師、放射線技師、看護師の皆さんも大変優しく、非常に働きやすい環境が整っています。少しでも興味があれば、是非とも見学に来てください。
<私の1週間のスケジュール>

  午前 午後
カンファレンス 読影 IVR
症例検討 (隔週) 読影 IVR/読影
  研究日 研究日
症例検討 (隔週) IVR 読影
  読影 読影
  読影 (当番制) 読影 (当番制)

 

非常勤講師
内海 暢子 (放射線腫瘍科)

私は2020年3月に、埼玉医科大学大学院の博士課程(川越キャンパス放射線医学)を修了しました。入学した当初は数える程の症例報告しか経験しておらず、系統だった研究や論文執筆の経験は皆無でした。そのため、研究内容のみならず、研究の始め方(各種委員会への申請など)、論文の組み立て方、研究過程における発表を通してのスライド作りや学会発表の進め方など、修得すべきことは山のようにありました。その一つ一つを、指導教官はもちろんのこと、その他のスタッフも快く丁寧にご指導していただき、私は東京都内で勤務を続けながらも無事4年で学位を取得することができました。私の研究にはCTの特殊な撮影が必要でしたが、そのような日常診療を越えた依頼にも快く協力していただきました。これはあくまでも私個人の一例ですが、一人一人の学生に応じたきめ細やかな指導が受けられると思います。興味のある方はぜひ一度相談にいらしてください。

 

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